東京30Kを完走しました
2014年 10月 22日
長くなりましたがようやく完結編です。
折り返し地点。
20km地点を過ぎた頃にはかなり気温が上がってました。陽射しもかなり強くて、身体がへばってきているのがわかります。もちろん自分にとって20km以上は未知の領域。完走は何とか出来るはずだけど、いつまでこの調子で走れるんだろうか…。
ちなみにレース前にイメージしていたペース運びは以下のとおり。
10km 6'30"
20km 6'15"
30km 6'00"
つまり3時間10分を切るタイムでゴールするのが目標でした。
が、やっぱり20kmを過ぎると身体に異変というか、身体が思い通りに動かないもどかしさを感じるようになってきます。それを気にしないように淡々と走ろうとするんですが、足全体がギシギシと軋んでいるかのようで辛い。残り10kmはペースアップしようと思っていたけど、それどころじゃない。
そして22km付近。
急に足の土踏まずがなくなりました。足の裏がいきなり偏平足になったような感覚。地面の衝撃が身体全体に刺さるような感じがします。これはマズイとフォームを正そうとするも、もはや身体が言うことをきかないぐらい。肩も急に重くなってきて、腕を振るのがしんどくなっている。それでも何とか26kmまではペースも落とさず走り続けることが出来ました。
そして26kmを500mほど過ぎたあたり。コースの端っこから助けを呼ぶ声がしました。「すいません! 誰かエイドを呼んでください!」。見ると、男性ランナーが足を押さえながら仰向けに倒れています。どうやら足の肉離れの様子。その声に気づいたのは自分と女性ランナーの2人。立ち止まってエイドを探しに行こうとするも、今のペースより早く走ることが出来ずオロオロするのみ。もう一人の女性ランナーが少し先にあるエイドにダッシュして助けを呼んでくれて事なきをえましたが。そしてこのときほんの数メーターをムダに行ったり来たりというイレギュラーな動きが堪えたみたいで、左膝を筆頭に股関節と腰が痛みだし、給水所で水を取るために歩いたのをきっかけに、そこから走りだすことは不可能な状態に。
とにかく足がバラバラになりそうな感じ。歩くのもやっとです。ここからゴールまで3km以上もあるかと思うとウンザリです。でも歩いているうちに復活するかもしれないと、スカイツリーを横目にゆっくり歩き続けました。沿道には時折ストレッチをしながら休憩している人がいて、自分も休んでストレッチをしたほうがいいかも?と思うと同時に、ここで止まったら一生動けない!という不安もあって、とにかく歩き続けることに。7'00"のペースメーカーの集団にも抜かれ、あとは制限時間内に戻れるかどうかの勝負になりました。
ゴール寸前。
歩き始めてから1時間後。ようやくゴールが見えてきました。
手前だけ何とか走って、ゴール。9時14分スタート、13時57分ゴール(14時が制限時刻!)で無事に完走できました。
ゴールするとすぐに計測チップが外されます。自分で外すこともできないぐらいへばっているので係のオジサンがやってくれました。そしてサンプリングの水素水をもらってグビグビ飲んだら咳きこんでしまいました。アラアラ大丈夫?と心配する係のオバサンからタオルとTシャツをもらいます。そして座れる場所を探してヨイショっと腰を下ろした時は、もうこのまま動けないんじゃないかと思いました。
15分ぐらいそのままジッとしてたら身体がシャンとしてきました。すると、お腹が空いてることに気づきました。でも身体は固形物より水分を求めてます。とりあえずバナナをもらってモグモグ。あとはアミノバイタルを一気飲み。缶ビールも配ってましたが冷えてなさそうなのでやめておきました。そしてストレッチをゆっくりと丁寧に。会場はすでに10kmレースのスタート時刻が迫って忙しない空気です。そういえば10kmは普段着での来場者が多かったような。初心者はもしかしてこっちのほうが良かったのか?
15分以上かかる堀切菖蒲園までトボトボ歩き、駅前の中華屋にて餃子とビールでひとり祝杯をあげてから帰宅しました。
実はエントリーしようかどうか迷っているフルマラソンの大会があったんですが、「こんなんじゃフルマラソンなんてムリムリ!」と、26km以降トボトボ歩きながら思いました。できれば今シーズン中に挑戦したいと思ってますが、まずは、とにかく、30kmを気持ちよく最後まで走れることを当面の目標にしたいと思います。おしまい。
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折り返し地点。
20km地点を過ぎた頃にはかなり気温が上がってました。陽射しもかなり強くて、身体がへばってきているのがわかります。もちろん自分にとって20km以上は未知の領域。完走は何とか出来るはずだけど、いつまでこの調子で走れるんだろうか…。
ちなみにレース前にイメージしていたペース運びは以下のとおり。
10km 6'30"
20km 6'15"
30km 6'00"
つまり3時間10分を切るタイムでゴールするのが目標でした。
が、やっぱり20kmを過ぎると身体に異変というか、身体が思い通りに動かないもどかしさを感じるようになってきます。それを気にしないように淡々と走ろうとするんですが、足全体がギシギシと軋んでいるかのようで辛い。残り10kmはペースアップしようと思っていたけど、それどころじゃない。
そして22km付近。
急に足の土踏まずがなくなりました。足の裏がいきなり偏平足になったような感覚。地面の衝撃が身体全体に刺さるような感じがします。これはマズイとフォームを正そうとするも、もはや身体が言うことをきかないぐらい。肩も急に重くなってきて、腕を振るのがしんどくなっている。それでも何とか26kmまではペースも落とさず走り続けることが出来ました。
そして26kmを500mほど過ぎたあたり。コースの端っこから助けを呼ぶ声がしました。「すいません! 誰かエイドを呼んでください!」。見ると、男性ランナーが足を押さえながら仰向けに倒れています。どうやら足の肉離れの様子。その声に気づいたのは自分と女性ランナーの2人。立ち止まってエイドを探しに行こうとするも、今のペースより早く走ることが出来ずオロオロするのみ。もう一人の女性ランナーが少し先にあるエイドにダッシュして助けを呼んでくれて事なきをえましたが。そしてこのときほんの数メーターをムダに行ったり来たりというイレギュラーな動きが堪えたみたいで、左膝を筆頭に股関節と腰が痛みだし、給水所で水を取るために歩いたのをきっかけに、そこから走りだすことは不可能な状態に。
とにかく足がバラバラになりそうな感じ。歩くのもやっとです。ここからゴールまで3km以上もあるかと思うとウンザリです。でも歩いているうちに復活するかもしれないと、スカイツリーを横目にゆっくり歩き続けました。沿道には時折ストレッチをしながら休憩している人がいて、自分も休んでストレッチをしたほうがいいかも?と思うと同時に、ここで止まったら一生動けない!という不安もあって、とにかく歩き続けることに。7'00"のペースメーカーの集団にも抜かれ、あとは制限時間内に戻れるかどうかの勝負になりました。
ゴール寸前。
歩き始めてから1時間後。ようやくゴールが見えてきました。
手前だけ何とか走って、ゴール。9時14分スタート、13時57分ゴール(14時が制限時刻!)で無事に完走できました。
ゴールするとすぐに計測チップが外されます。自分で外すこともできないぐらいへばっているので係のオジサンがやってくれました。そしてサンプリングの水素水をもらってグビグビ飲んだら咳きこんでしまいました。アラアラ大丈夫?と心配する係のオバサンからタオルとTシャツをもらいます。そして座れる場所を探してヨイショっと腰を下ろした時は、もうこのまま動けないんじゃないかと思いました。
15分ぐらいそのままジッとしてたら身体がシャンとしてきました。すると、お腹が空いてることに気づきました。でも身体は固形物より水分を求めてます。とりあえずバナナをもらってモグモグ。あとはアミノバイタルを一気飲み。缶ビールも配ってましたが冷えてなさそうなのでやめておきました。そしてストレッチをゆっくりと丁寧に。会場はすでに10kmレースのスタート時刻が迫って忙しない空気です。そういえば10kmは普段着での来場者が多かったような。初心者はもしかしてこっちのほうが良かったのか?
15分以上かかる堀切菖蒲園までトボトボ歩き、駅前の中華屋にて餃子とビールでひとり祝杯をあげてから帰宅しました。
実はエントリーしようかどうか迷っているフルマラソンの大会があったんですが、「こんなんじゃフルマラソンなんてムリムリ!」と、26km以降トボトボ歩きながら思いました。できれば今シーズン中に挑戦したいと思ってますが、まずは、とにかく、30kmを気持ちよく最後まで走れることを当面の目標にしたいと思います。おしまい。
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by dah_san
| 2014-10-22 11:02
| ジョギング
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